囲碁で県代表を目指す。

私が初心者の頃からどのようにして6段まで強くなったのか? という囲碁情報を書いたり、6段から県代表クラスになる為の成長記録です。

囲碁 3段〜4段まで

碁会所3段〜4段になる迄は主に何をしたのか?
と言いますと、碁会所3段になったのは中学3年生でした。


関西こども囲碁大会の3段の部で準優勝して、3段の認定を受けたりしていました。(今も決勝戦棋譜があるので並べて見ましたが、ひどいもんです。ネット碁の野狐のレベルで言えば……野狐初段?レベルではと思います。機会を見つけて、過去の棋譜も解説出来たらと思っています。)

ここからは自分なりに色々本をかじって読んだりしていましたが、今思うと読んでるようで、本気で読んでいなかったと思います。

気合い入れて読んだ本は、苑田勇一 九段著書の「苑田勇一流 基本戦略」や「大模様はこうして勝て」
という本を読みました。

この本がこの当時、レベルが高すぎて、眠くて眠くて仕方なかった記憶があります(笑)
今思うと眠くなる本はどうだったのか?と思いますが、真剣に自分の中に取り込んで強くなってやろうという意気込みがあったので、

それは本当に当時の自分に褒めてあげたいと思います。眠かったけど、真剣に取り組んだので、読んで学ぶ事もありました。
その本で学んだ技を部分的に試していたり(星にコゲイマガカリして来た石に上つけして、ハネてきたら切る手法で大模様張ったり)
「アマでも身に付くプロの常識」や「プロ・アマ三子局 アマ勝局集Ⅰ」や「プロ対プロ置碁実戦譜 上巻」という本を読んで、置き碁の勉強に比重が偏っていたかと思います。その当時3子局が多かったので。

著書:橋本宇太郎 山海堂の「玄玄碁経」を読もうとして、途中まではしっかり読みましたが、難しすぎて挫折はしましたが、身にはなったと思ってます。
野狐6段となった今、「大模様はこうして勝て」という本をもう一度読んでみたいと思いました。どれぐらい理解できるか?どんな事が書いてあったのか思い出してみたいとも、この記事を書いて思いました(^^♪


あとは、つまみぐいをしたり、雑誌の付録を読んで読みを鍛えたりしましたが…ちゃんと読んだ本が少なかったなと思います…。


とにかく実戦を打ちましたが、上手から検討してもらう機会があまりなかったように思います。

棋譜を全手順記録して、自分で並べ直して何が悪かったのかを何となく考えたりもしましたが、ふんわりで結論が出ずに並べ終わっていました。

とある時、碁会所に元院生だったけど、プロになれなかったおじいちゃんが来ました。

私としては沢山打って貰いたい!と思っていたのですが、指導碁1局500円をその方に支払う事になっていたので、中学生にとったら大金なのであまり指導碁をお願い出来ませんでした💦


実戦でしらみ潰しに読んでいくのと、玄玄碁経、
ネット碁、毎日では無いけど、上手との指導碁でネット棋院4段にはなりました。
(ネット棋院は昔、酒井猛9段が主催していたネット碁会所。今はありません。)

まとめとして、置き碁の勉強は最低限の知識は必要かと思いますが、応用範囲が置き碁限定になるのであまりお勧めできません。以下に伝える3つを勉強することが大事かと思います↓↓↓
①互先で敵に勝てる布石を研究して、黒番ならこの布石、白番ならこの布石と決めて研究すること。
②常に、先手で立ち回れるように考えて打つこと。
③石の強弱関係に敏感になり、強弱を考えながら打つこと。

以上の3つを野狐4段~5段の時に、常に考えるようにしたら野狐6段まで行きました。この考えは級位者から使えるのでオススメです。