囲碁 有段時代 2段~3段位まで
囲碁 有段時代 2段~3段位までは
何をして強くなったのか?を書いていきたいと思います。
相変わらず3つの碁会所を行き来して(級位者時代参照)
碁会所ライフを楽しんでいました。
2段位になった時に、「本当にこれ以上強くなれるのだろうか?」という見えない壁を感じました。この時中学2年ぐらいでした。
また、地元で一番レベルの高い碁会所にいる、アマ6段の
先生に「君は悪手ばかり打つねぇ、弱気な手ばかりだ!」
と指摘されました。
「もっと攻めなさい!攻める事を考えなさい!攻めは最大
の防御なり」と口酸っぱく言われました。
いつもその碁会所に行くと、先生がずっと隣で私の碁を
見てくださり、変な手を打つと指摘してくださいました。
(これが圧力にもなっていましたが・・・)
注意されるもんだから、頭の中でずっと
「攻めろ、攻めろ・・・」と考えていました。
でも、どこに打ったら分からないから、しらみつぶしに
読みまくり・・・安易に打ったら先生の指摘が飛んでくる
ので、結局長考してしまう事になってしまいました。
また、長考が癖になってしまう要因でもありました。
今思うと、その当時「攻め」という意味をはき違えて、
攻めまくって(追いかけまくって)石を取るという
直線的な打ち方ばかりしていました。
確かに、弱気な手は注意する前と比べると減りましたが、
今思うと無理気味な手が多くなったという感じでした。
それでも、その考えで碁会所3段まではヨレヨレと少しづつ上がって行きました。
また、2~3段の時に、考え方の本で非常に勉強になった本があります。
有段をめざす囲碁口座ー足を引っ張る三つの大罪
著者:額 謙
という本です。
この本は考え方が非常に分かりやすく書いてくれています。打ち方の指針になりました。
それでも、癖づいていなかったので、20%ぐらいしか取り入れれませんでしたが(;'∀')
正しい考え方を定着させるのは、何度もトライ&エラーを繰り返さないと難しいですね。
また、こういう変化で打ってきたらどう対処するの?というのが紙面上書いてないことが棋書全般で多いので、それも要因の一つですね。
額 謙 先生の本で
有段をめざす二つのポイントー前に打った石を働かせるコツ
という本もあるのですが、こちらもお勧めですので是非読んでください。
2つの本をもっと早めに読んでいれば良かったと、その当時後悔したぐらいです。
その当時、棋力向上の20~30%は役に立ったと思います。
もう一つ意識してやっていたことは、その日に打った碁を本気で覚えて、家に帰って棋譜を碁罫紙に全手順書き込むという事を意識してやっていました。
(級位者の頃から始めていました)
碁会所で打ちながら、書こうものなら、ただでさえ長考して相手に嫌がられていたので、家で棋譜を取っていました。
囲碁が大好きで、面白いから、この作業は苦ではありませんでした。
最初のころは数十手しか覚えれませんでしたが、3段ぐらいの頃は
全手順正確に4~5局分は記録出来るようになっていました。
長考しているので、昼から碁会所に行ったとしても、
4局~5局ぐらいしか打てませんでした。
(ほとんど4局だったかな)
後は家でインターネットが繋がるようになり、家のパソコンでネット碁を打つようになりました。当時は酒井猛九段主催の「ネット棋院」というサイトで打ち始めました。
この時初めて、適正段位に近い段位が分かりました。
ネット棋院1級という事が判明しました(笑)
ネット棋院は人が少なかったのでだいたい同じ人とあたるのであまり適正では無かったと思います。違う段位の人と当たると置き石でレーティング戦したり…。
野狐と比べると、1子〜2子甘い感じ。
それでも、ネットで対局する事を増やす事で、ある程度は棋力も上がって行きました。
以上が2段~3段位まで強くなった記事でした。